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大学生による高齢者の健康みまもり Mamenowa Project|2025年度アニュアルレポート 認定NPO法人ASHA

7月15日
読了時間: 4分

ネパールで取り組んできた「コミュニティヘルスワーカー」の仕組みを生かし、秋田・国際教養大学の学生が「健康サポーター」として地域高齢者の訪問や、交流を通じて健康をサポートする新しい仕組みづくりに取り組む「まめのわプロジェクト」。「まめ(秋田弁で健康)」の輪を広げるべく、ただ「みまもる」だけでなく、対話と交流の中で地域の人々が「もっと健康になる」関係性を育みます。


室内で年齢の異なる男女12人ほどが集合写真を撮っている。笑顔の人が多く、食卓と棚、窓が背景に見える。

< 地域社会の課題 >

・少子高齢化によりコミュニティが縮小し、高齢者をサポートする人が不足

・豪雪や熊の出没、免許返納により、生活圏が縮小し外出が減少


<大学側の課題 >

・地域コミュニティとの接点が薄く、地域課題を主体的に学ぶ場が不足


国際教養大学、大学生、地域の高齢者が双方向矢印でつながる図。校舎、クラウド、スマホ、人物2組が淡い緑背景に並ぶ。

< プロジェクトの目的 >

1. 超高齢化が進む地域における、持続可能な見守り・支え合い体制の強化

2. 住民の健康状態の可視化と、それに基づく適切な健康増進施策への接続

3. 地域を舞台にした、国際教養大生への実践的な地域課題教育の場づくり


黄色い円形ロゴに、笑顔と眠そうな顔のキャラクターが向かい合い、中央に「まめのわ」「presented by ASHA」とある。

2025年度の活動

2025年度は、定期的な訪問を通じて地域の高齢者との信頼関係を構築しました。学生との交流は、住民の表情を明るくし笑顔を増やすなど、心の健康や楽しみにつながる前向きな変化をもたらしています。さらに、この活動の意義が認められ、地域包括支援センターから高齢者の訪問依頼を受けるなど、公的機関との連携も強まりました。

  • 大学生による定期訪問 月に1〜2回、高齢者宅で1時間ほど対話を重ねる中で温かい関係性が育まれ、笑顔や生活のハリに繋がっています。また、この信頼関係を基盤に健康アンケートを実施することで、日常の会話では見えにくい健康状態の変化を察知し、専門職へ繋ぐ体制も機能し始めています。

  • 大学の資源を活かした地域交流イベント

    お花見散歩や、秋田弁教室、大学施設でのお月見団子作り、新しく活動を始める地区での「はじめまして会」、大学のホールに住民を招いた日本舞踊・竿燈鑑賞会などを開催しました。大学を地域のリソースとして開放し、学生と住民がともに楽しむ交流の機会を広げています。

  • 専門職によるバックアップ

    ASHAの医療専門職が健康データを管理し、必要に応じて関係機関へ繋ぐ体制を整えました。また、認知症や個人情報保護、健康コミュニケーションに関する研修を実施し、学生が適切に活動できるように育成しています。

  • デジタル活用による活動基盤の強化 「まめのわスマホ」や公式LINEの導入により、訪問記録の一元管理や体調変化の早期察知につなげる健康調査、すれ違いを防ぐ訪問日のリマインドなどがスムーズに行えるようになり、訪問活動の基盤を強化しました。


    桜が咲く公園で、後ろ姿の子どもたちがガイドの説明を聞き、春の景色を見上げている。


2026年度の活動
  1. 大学システムへの統合と「自走化」の確立

    学生主体の引き継ぎ・研修体制を整え、メンバーが入れ替わっても持続できる基盤を作ります。将来的には大学の正式な教育プログラムへの統合を目指します。

  2. 電話訪問の本格運用

    豪雪や熊の出没などで訪問が難しい場合でも、スマホを活用した非対面ケアを行うことで、季節や環境に左右されない切れ目のない定期的な交流を行います。

  3. 活動エリアの拡大と公的機関との関係強化

    地域包括支援センターとの連携を強化し、活動を周辺地区へ広げます。


桜の木の下で、若い女性と高齢者たちが並んで笑顔でピースサインをする春の記念写真。青空と満開の桜が背景。


▼ 2025年度のアニュアルレポート(PDF)はこちら


花や動物のイラストに囲まれた「10th ANNIVERSARY」表紙。中央に「2025年度アニュアルレポート」「認定NPO法人ASHA」とある。


ASHAの活動を一緒に広げていきませんか?

認定NPO法人ASHAは「誰もが健康に暮らすことのできる世界」を目指し、ネパールを中心とした国内外で、保健・医療へのアクセス改善に向けた取り組みを進めています。ネパールでの「誰もが医療を頼れる仕組み」づくりには、皆さまからの多様な形でのご協力・ご支援が不可欠です。 あなたに合った関わり方で、この挑戦に参加してみませんか?


屋外で3人の女性が並び、右の女性が紙を読み上げている。黒いコートとピンクのマフラー、真剣な表情。
  • 持続可能な医療支援を届けるためのご寄付 一過性の支援で終わらせず、現地の人々が主体となって運営できる自律的な保健・医療体制の構築を目指しています。ネパールの人々に確かな安心を届け続け、地域に根ざした仕組みをさらに広げていくために、皆さまからの温かいご支援を募っています。



  • 専門性・スキルを生かすプロボノ(ボランティア・インターン)

    医療・プロジェクトマネジメント・エンジニア・ファンドレイジング・法務・会計など、あなたの経験や専門スキルを団体の運営や現地支援に活かしてみませんか?



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