
代表理事メッセージ
母国の医療アクセスを向上させたい
いつもASHAの活動にご理解とご支援をいただき、ありがとうございます。
私がASHAの活動を始めた原点には、「母国ネパールの医療アクセスを向上させたい」という想いがあります。ネパール大地震後の医療支援活動を通じて、必要な医療を十分に受けられない現実や、適切な知識があれば防げる健康課題が多く残されている状況を目の当たりにし、母国の医療を何とかしたいという気持ちが強くなりました。現地での活動の中で共同代表の任と意気投合し、日本からでも継続的に地域を支える仕組みの必要性を実感したことが、ASHAの活動を始めるきっかけとなりました。

2025年度も、健康教育・電子カルテ導入支援・医療人材育成などを通じて、持続可能 な地域医療の仕組みづくりを進めてきました。そして2025年10月、ASHAは設立10周年という節目を迎えることができました。11月にはネパールに渡航し、現在進行中の3つのプロジェクトサイトすべてを訪ねることができました。地域の前向きな変化や取り組みに触れ、改めてこの活動を続けてきてよかったと思いました。
これまで活動を続けてこられたのは、皆さまの継続的なお力添えがあってこそです。心より感謝申し上げます。これからも、必要な人に必要な医療が届く社会を目指し、一歩ずつ歩みを進めてまいります。今後ともよろしくお願いいたします。
代表理事
サッキャ・サンディープ
新しい仕組みがネパールの医療を変える
日頃より温かいご支援をいただいている皆さまに、心より感謝申し上げます。
2025年度にASHAは10周年を迎えました。2015年、当時大学院の同級生だったサッキャと出会いとネパール大地震をきっかけに、副代表の橘をはじめとする4人の仲間と小さな取り組みを始めました。10年間、活動を続けてこられたこと、メンバーや支援者の皆さまとの素晴らしいご縁に恵まれたことを振り返ると、万感の思いです。

2025年度は、組織の成長とは何かを考える1年になりました。2023年に「プロボノ組織」として活動すること決めた私たちは、定量的なKGIやKPIを設けていません。事業規模目標を立てようとした時期もありましたが、現在はASHAに関わる皆さまに良いインパクトをお返しし、その輪を広げることを成長と捉え、活動を進めています。
事業面では、コミュニティヘルスワーカーによる訪問活動や電子カルテ導入支援を 通じた地域保健・医療の仕組みづくり、新生児蘇生法研修の全国展開に向けた基盤整備など、各プロジェクトが大きく前進した1年となりました。現地パートナーや行政機関との連携を深めることで、地域に根ざした保健・医療体制の構築を着実に進めています。また、ネパールで培った「住民同士が健康を支え合う仕組み」を日本へ還元する取り組みも進み、少しずつ活動の輪が広がっています。地域や国を越えて、互いに学び合える関係性が育まれつつあることを、 大変心強く感じています。
これまでの歩みを礎に、多様な仲間とともに新たな社会を創造する場として、これからもさらなる成長を目指してまいりま す。
代表理事
任 喜史


