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【2026年9月渡航報告】秋田とネパールをつなぐ学生たちの学びと交流|まめのわ(秋田)プロジェクト

5 時間前
読了時間: 5分

認定NPO法人ASHAは、2026年9月19〜26日にネパール(カトマンズ、リク・タマコシ村)へ渡航しました。秋田で高齢者の交流と健康みまもりに取り組む「まめのわプロジェクト」に関わる国際教養大学の学生9名が同行し、秋田での活動の原点であるネパールの地域保健の現場を訪れました。滞在中は、コミュニティヘルスワーカー(CHW)との合同ワークショップや家庭訪問への同行、高齢者施設・児童養護施設・日本語学校への訪問などを実施。現地の人々の暮らしや、地域で健康を支える仕組みについて理解を深めました。


山間の家の縁側で、若者と地元の人々が座って笑顔で集合写真を撮る。緑の斜面と青い樽が背景。

  1. 渡航目的

秋田とネパールの実践知の循環:

  • ネパールの地域保健の現場を訪れ、CHWの活動や、日常の中にある小さな幸せ「Micro-happiness」について学ぶこと

  • 秋田の学生と現地のCHWが直接交流し、互いの経験や考えを共有すること


学生の多角的な学び:

  • 高齢者施設や児童養護施設、日本語学校などを訪問し、医療・介護・福祉のあり方や、異なる文化・社会的背景のもとで暮らす人々について理解を深めること

  1. 主な活動

山を背景に、虹の下で多国籍の大人数が並び、笑顔で手を振りポーズする集合写真。赤い建物と曇り空が見える。
  • 公立・私立の高齢者施設を訪問(カトマンズ) 公立・私立2カ所の老人ホームを訪問。施設の運営状況や高齢者の生活環境、認知症ケアの現状について聞き取りを実施。入居者との交流も行った。

  • CHWとの合同ワークショップ(リク・タマコシ村) CHWから日々の活動や住民への支援方法についてレクチャーがあり、地域住民の背景を理解したうえで寄り添う支援のあり方について意見交換を行った。

  • CHWの家庭訪問に同行(リク・タマコシ村) 山間部の住民宅を訪れ、高齢者の健康状態や生活状況の確認、健康測定など、地域住民への訪問活動を見学した。

  • 児童養護施設を訪問(カトマンズ) 児童養護施設を訪問し、施設の子どもたちと交流。

  • 日本語学校を訪問(カトマンズ) 日本への渡航を目指す学生との交流を通じて、介護教育や日本とネパールの高齢者ケアについて理解を深めた。

  • 振り返りセッション 渡航参加者による振り返りセッションを実施。渡航中の活動や学びを共有し、今後のまめのわプロジェクトへの還元について意見交換を行った。

会議室で4人が発表。付箋だらけのPhysical healthポスターを掲げ、1人はノートPCで写真を見せ、皆笑顔。


3. 渡航メンバーからのコメント


学生リサーチアシスタント 森透子さん(国際教養大学4年)

ネパールの都市と地方、それぞれに暮らす高齢者と子ども・若者と、彼らと日本のつながり。今回の渡航では、これらの現場に足を運び、異なる背景を持つ人々と直接交流することができました。貧困・格差、高齢者の孤立などの社会課題や、発展途上国、地域医療、インフラ、国際協力などざっくり捉えられがちな言葉を見聞きしたとき、ネパールで出会った人々の具体的な笑顔と豊かさが頭に浮かぶようになったことが一番の成果だと思います。今回の経験を、秋田での活動をはじめ、今後さまざまな場面で生かしていきたいです。目の前の課題やそこに関わる人々の声に向き合いながら、自分たちの考え方や当たり前を見直し、異なる背景や価値観にも目を向けていきたいと思います。


会議室で多国籍の参加者が円卓を囲み、前方の2人が付箋付きの図を使って発表し、周囲が聞き入っている。

まめのわプロジェクト佐々木美保(国際教養大学2年)

私にとって初めての海外だったネパールは自分の成長の場となりました。それを一番実感できたのは、最後の振り返りの時間でした。CHWの訪問活動に同行したメンバーでこれからの行動や目標などを話し合い、自身の目標達成度を共有するなど、ネパール滞在をどう有意義に過ごすか、また今後について考えるとても濃い時間となりました。私は、滞在中のマインドセットとして、「自分も仲間も成長できるように行動する」ということを意識していました。振り返りの中で、メンバーから「人と向き合うことが上手」と言ってもらえたことで、自分の苦手を少し克服できたと感じました。秋田に戻っても仲間たちと互いに刺激を与え、考えを深めていける関係性を築き、まめのわをより学びの多い場にしていきたいです。


蛍光ベストを着た女性が、青紫のターバンと紫の服の高齢女性とベンチで笑顔で会話している、白い壁の前。

4. 今後の展開

今回の渡航では、学生とネパールのCHWが直接交流し、それぞれの地域における高齢者の健康や暮らしを支える取り組みについて学び合う機会を持つことができました。

今後は、今回のワークショップや家庭訪問を通じて学んだCHWの実践を、秋田での「まめのわプロジェクト」にも生かし、高齢者一人ひとりの生活や思いに寄り添った交流・見守り活動につなげていきます。

また、今回の渡航を一度限りの交流で終わらせず、学生と現地のCHWとのつながりを継続し、双方の経験や実践を共有できる機会の創出にも取り組んでいきます。秋田とネパール、それぞれの地域で培われてきた知見を持ち寄りながら、高齢者が健康で安心して暮らせる地域づくりにつなげていきます。



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屋外で3人の女性が並び、右の女性が紙を読み上げている。黒いコートとピンクのマフラー、真剣な表情。

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