2025年3月活動レポート|認定NPO ASHA – ネパールで医療を届ける仕組みづくり
- nanatakahashi8
- 3月1日
- 読了時間: 4分

【御礼】クラウドファンディング達成!皆様ありがとうございました!!!
約2カ月に渡るクラウドファンディングの募集期間が終了し、無事第二ゴールも達成することができました。順次個別でお礼をお伝えできればと思いますが、まずはこの場を借りてご支援・ご協力いただいた皆様に心より御礼申し上げます。
第一目標の到達も怪しい時期もありましたが、第二目標も達成したことで、当初想定していたプロジェクトを行うことができます。ご支援いただいた239人の方やご協力いただいたお一人おひとりの想いをネパールの現場にしっかりと届けていきたいと思います。
ASHAにとって、法人化後初めてのクラウドファンディングでした。勝手もわからず、正直、不安との戦いの2カ月間でしたが、こうして皆様のご協力で新しい事業を始める機会をいただくことができ、ほっとしているというのが正直なところです。
プロジェクトが成立したことはもちろんとてもうれしいのですが、私としてはご支援を依頼するプロセスを通じて、これまでの人生でお世話になったいろんな方々に応援していただけた、温かいお言葉をいただけたことも、非常に大きな財産になりました。
大学院の頃から手探りでASHAの活動を続けてきましたが、こうして非常に多くの皆様に応援していただけたことに感激しています。一方で、事業としては今日が1日目です。ASHAは今年10月に10周年を迎えますが、10周年を記念するASHAの新たな形の活動として、さまざまな方々と連携して進めていきたいと思います。ご協力いただいたすべての皆様と、ネパールの医療を本気で考えている医療者の皆様、ASHAの仲間の想いが詰まった事業にしていきます。活動報告などの形で発信をしていきたいと思いますので、事業の進捗を温かく見守っていただけますと幸いです。
新生児蘇生法研修普及事業チーム一同、この度のご支援・ご協力に、心より御礼申し上げます。
認定NPO法人ASHA 代表理事 任 喜史
2月の活動報告
データ利活用チーム
9月渡航時に現地自治体から共有されたドキュメントの分析を行いました。来月は分析結果をもとに、データ利活用プロジェクトの活動領域や活動内容の明確化に取り組みます。
Nepal EHR 現在、ASHAではネパール側からの要望を受け、NepalEHRの機能アップデートを進めています。現場のニーズに沿った改善を行うことで、より使いやすく、地域医療の質向上に役立つシステムを目指しています。
また、GadhawaでNepalEHRを運用するためのクライアントPCの準備が進められています。現地での環境整備が整いつつあり、今後の運用開始に向けて大きな一歩となりました。
Likhu プロジェクト 来年度のLikhuでのプライマリーヘルスケアプロジェクトの自治体への引継ぎを円滑に進めるため、Likhuチーム内にHand Overプロジェクトチームを立ち上げました。
Rajpur/Gadhawa プロジェクト
Kavitaさんの後任としてNishanさんが着任しました。Vickyさんのサポート受けながら徐々に勤務を開始しています。 また、Health Connect IDの配布に向けて印刷を依頼しています。3月中旬までを目指し、パイロット地域(今回Nepal EHRを導入したHP周辺の村)へのIDカード配布を実施します。その後、課題を洗いながら全戸配布を実施していきます。


秋田プロジェクト 来年度の活動について、地域の方々と話し合いました。2024年度はイベントが中心でしたが、2025年度は個別訪問を増やしていく予定です。
新生児蘇生法プロジェクト クラウドファンディングを実施し、無事に第二ゴールも達成することができました。
また、専門家の先生方に正式にASHAアドバイザーにご就任いただきました!内部会議と専門家の先生方も含めた会議、そしてネパール側との会議を実施し、2025年の活動を具体化していきます。
最後に
ASHA(アーシャ)は「医療の仕組みづくり」という長期的な目標を軸に活動する認定NPOです。これからのネパールの医療を変えていくという、ASHAの理念や活動にご共感いただけた方は、ぜひご支援をお願いいたします。 ▶︎寄付に関する詳細はこちらから
また、ASHAで一緒に活動するプロボノメンバーも募集しています。
特に、以下の分野でスキル・知見・想いのある方を募集しています:
プロジェクトマネジメント
エンジニア
ファンドレイジング
法務
会計・経理
上記に該当しない方でも、私たちの活動に共感いただける方は歓迎です。興味のある方は、ぜひお気軽にご連絡ください。



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