
ASHA
Affordable and Sustainable Healthcare Access

"Basic Health Rights" for all
世界中の誰もが、健康でいる権利を享受できる世界を。
Recent News

2023/5/25

2023/4/12

Vision
どんな場所であっても”ASHA”を確保することで、誰もが健康でいる権利 “Basic Health Rights”が全ての人に保証される環境を創造する
医療資源が不足する地域だからこそ、コミュニティ× ICTの力を最大限活用することで、ニーズに基づき最適化された医療を、現地の人々が自ら支え提供できる体制を現地主導で構築し、ネパールの人々の幸せな暮らしをサポートする

Mission
Vision
代表理事挨拶
代表理事: サッキャ・サンディープ
『母国の医療アクセスを向上させたい。』
―大地震の被害を受けた母国を日本からなんとか救いたい―
その一心で参加したネパールでの医療支援活動。思えばそれがASHAとしての活動の始まりでした。
日本で医師免許をとったために現地での医療活動をしたことがなく、現地の状況に打ちのめされることも多々ありました。健康に何ら問題がないにも関わらず、「医者が来る」という物珍しさから出張診療に来る人々、簡単な診療と少しのお金で解決できるようような健康問題であってもなかなか改善するための努力をしようとしないお年寄り。そんな母国の医療状況を見てショックを受け、何とかしたいという想いが強くなりました。
現地で実際に活動したからこそ日本からでもできる支援活動があることに気づき、同じく代表理事である任と共に活動を続けることにしました。
母国ネパールの人々が医療を気軽にそして効果的に受けられるように。そのためのシステム構築を始めるところから、本格的にASHAとしての活動が始まりました。
すぐに解決できるような健康問題も、手段を知らなければ解決しようとしなくなってしまう。医療は受けられても継続的な治療が難しいためになかなか病気が治らない。
そんな人を一人でも救うべく、これからも様々な方法を模索していきたいと思います。

代表理事: 任 喜史
『新しい仕組みがネパールの医療を変える』
私がサッキャと出会ったのは、2015年4月25日のネパール大震災のまさに前日でした。学部時代の卒論のテーマがネパールの医療システムだったこともあり、私たちはすぐに自分たちには何ができるかを探し始めました。そして2015年9月、簡易出張診療という形で被災地で医療を提供した私たちは、何とも言えない違和感に襲われました。
―私たちは、結局何ができたのだろうか
私たちが簡易出張診療をした村は、サッキャが4年振りに来た医者だという、まさに僻地でした。その場で患者さんが喜んでくれたものの、明らかに医療ニーズがある人も恐らくこのままケアを受けることができません。
日本に帰ってきて、本当にネパールのためになることは何かと考えてたどり着いた答えが、
「必要な医療を人々が受けられる仕組み作り」
でした。そのためにはまずニーズを把握すること、そして様々な医療者がバトンを繋ぎながら医療を提供し続けられることが必要だという考えに至り、一つの形としてITの力を使ってそれを実現する「ASHA Nepal Project」を開始することになりました。
設立から5年が経ちましたが、今でも団体名の由来である「Affordable and Sustainable Healthcare Access (持続的かつ人々の手が届く医療へのアクセス)」の実現を追い求め、現在ではネパールの人々と二人三脚でITに加えてコミュニティの力も使った仕組み作りに取り組んでいます。
ネパール人と日本人が共創したこの仕組みが、ネパールの人々の"Basic Health Rights"に繋がるように今後も活動を続けていきたいと思いますので、応援いただけますと幸いです。

ロゴに込めた想い

ASHAのロゴは、デザイナーのマルヤマヤスオ様にデザインしていただき、法人設立前から使用しています。
このロゴは、設立メンバーの想いを汲み、右側のハートは命・心のシンボル、左側の円は輪・和のシンボル。それらを重ねることで、命の輪、心の和を表現してくださいました。
また、色は世界一の山国・ネパールの山に登る朝日を表したもので、これから発展していく世界一の山国ネパールに命のASHA(希望)、幸せな暮らしを届けるプロジェクトになれるように、との想いが込められています。
