top of page

2026/07/19

外務省「令和8年度NGO事業補助金」に採択されました

このたびASHAは、外務省「令和8年度NGO事業補助金」に採択され、ネパール・バグマティ州ラメチャップ郡Likhu Tamakoshi村において、マタニティハウス設置に向けた調査事業及び事業計画策定を実施することとなりました。


ネパールの山岳地域では、医療施設で出産したいと希望していても、道路事情や交通アクセスの制約により、医療機関へたどり着けず自宅での出産を余儀なくされる妊婦が少なくありません。実際にASHAが現地で収集したデータからも、多くの妊婦が施設での出産を希望している一方で、陣痛後の移動が困難なため、自宅出産となってしまうケースがあることが分かっています。こうした課題を解決するため、安心して出産を迎えられる環境づくりに向けた第一歩として、本事業に取り組みます。


◼️ 事業内容

本事業では、出産予定日の近い妊婦が医療施設の近くで出産前に滞在できる「マタニティハウス」の設置に向け、地域の実情やニーズを把握するための調査を実施します。


具体的には、

  • 妊婦の出産環境や医療へのアクセス状況の調査

  • 妊婦やその家族への聞き取りによるニーズ調査

  • 自治体や医療機関との協議を通じた設置場所や運営方法の検討

を行い、地域に適したマタニティハウスの事業計画を策定します。


ASHAがこれまでLikhu Tamakoshi村で進めてきたCommunity Health Worker(地域保健スタッフ)の活動や、問診アプリ「ASHAConnect」を活用した母子保健支援の経験も生かしながら、地域の皆さんとともに調査を進めていきます。


◼️ 期待される成果

本調査を通じて、

  • Likhu Tamakoshi村における出産環境および医療アクセスの課題の整理

  • 妊婦および家族を対象としたマタニティハウス利用ニーズの把握

  • マタニティハウス設置に向けた具体的な事業計画案の作成(設置場所、設備、運営体制等)

  • 自治体および医療機関との協議を通じたマタニティハウス設置に向けた合意形成の促進

を目指します。


今回の調査によって得られた成果をもとに、将来的なマタニティハウスの設置・運営につなげ、安全な施設分娩を促進することで、母子の命を守る地域づくりを進めていきます。


◼️ 今後の予定

2026年7月から2027年2月にかけて現地で調査を実施し、自治体や医療機関、地域住民の皆さんと協力しながら事業計画を取りまとめます。

調査結果を踏まえ、マタニティハウス設置に向けた具体的な事業へと発展させ、すべてのお母さんが安心して出産できる環境づくりを目指してまいります。


◼️ 応援してくださる皆さまへ

このたび、外務省「令和8年度NGO事業補助金」の採択を受け、マタニティハウス建設に向けた調査事業を実施できることとなりました。外務省をはじめ、本事業を支えてくださるすべての皆さまに、心より感謝申し上げます。


活動地であるネパール・Likhu Tamakoshi村では、山間部という地理的条件から、医療施設で出産したくても出産できない妊婦がいます。すべてのお母さんと赤ちゃんが安心して新しい命を迎えられる地域を目指し、今回の調査を未来につながる大切な一歩として、地域の皆さんとともに丁寧に進めてまいります。


今後も活動の様子や調査の進捗についてお伝えしてまいりますので、引き続き温かいご支援・ご声援をよろしくお願いいたします。

bottom of page